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教員コラム

|2023.01.25VIEW 7

身近な植物中毒 Vol.12 ~アセビ(馬酔木)中毒~

アセビはツツジ科の常緑低木で、2~4月には白やピンクの花が咲き、甘い香りを放ちます。また、丈夫で病害虫に強く、小さな花を枝いっぱいに咲かせる姿が人気で、庭や公園に植えられることが多い植物です。時に城跡や武家屋敷跡で見かけることもあります。この葉を食べた馬が毒にあたって体が痺れ、まるで酒に酔ったようにフラフラしたことから、「馬酔木」という名前が付いたようです。また、別名をウマゴロシとも言います。

項目 内容
有毒部位

全株が有毒である

毒性

比較的強い

中毒症状 食べて数時間以内に、よだれ、嘔吐、下痢、腹痛、めまい、呼吸困難、四肢麻痺、視覚障害などが現れ、重症になると痙攣や昏睡を生じ、最悪、死に至るケースもある。

間違えやすい植物

特になし

予防

切り花など室内に置く場合には、乳幼児やペットなどを近づけないよう注意する。

その他

ツツジ科のシャクナゲやレンゲツツジなどもアセビと同種の毒成分を含む有毒植物である。

 

執筆教員紹介

職位:教授
氏名:森 博美
専門分野:臨床薬学分野(調剤学、病院薬学、薬局薬学)
担当科目:薬学概論 実務実習 医薬品副作用学など