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教員コラム

|2022.07.23VIEW 846

身近な植物中毒 Vol.9 ~ヨウシュヤマゴボウ中毒~

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は近年、住宅街などで、よく見かけます。
もとは北アメリカ大陸原産で、非常に繁殖力が高く、里山などでは木々の生育を阻害します。
また、秋口に実がなり、その果汁は洗っても非常に落ちにくく、子供がブドウなどと間違えて食べる危険性があるため、厄介な植物です。

 

項目 内容
有毒部位

全草(果実や根なども含む)

毒性 強い
中毒症状 実や根などを食べると嘔吐・腹痛 ・下痢を起こし、重症化すると痙攣を起こして、最悪の場合には死亡する。
皮膚に対しても刺激作用がある。

間違えやすい
植物

果実はブドウに、根はゴボウやヤマゴボウ(モリアザミの根)と名前の類似で誤食されることがある。

予防 ブドウやブルーベリーに似ていて食べられそうに見えるので注意が必要である。
その他

宿根草なので、抜いても抜いても毎年生えてくるため、除去には浸透性除草剤が有効です。

 

執筆教員紹介

職位:教授
氏名:森 博美
専門分野:臨床薬学分野(調剤学、病院薬学、薬局薬学)
担当科目:薬学概論 実務実習 医薬品副作用学など