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教員コラム

|2022.03.16VIEW 817

身近な植物中毒 Vol.7 ~チューリップ中毒~

チューリップに毒があることをご存知でしょうか?
チューリップが原因による中毒事例の報告は少ないですが、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、家庭菜園を趣味にされている高齢者、犬や猫を飼っている方は、知っておくことでリスクを回避できます。
今回はチューリップ中毒について紹介します。

 

項目 内容
有毒部位

全草(球根、茎、葉、花)が有毒で、特に球根に注意

毒性 一般的に弱い
毒成分

ツリパリン(球根)、チューリッピン(花)、
ツリピン(茎)

中毒症状

皮膚、特に指先に付くと重篤な接触性皮膚炎(チューリップフィンガー)を起こすことがある。
食べると、発汗、嘔吐、呼吸困難などが生じることがある。
また、心臓毒として血圧降下などを生じることも考えられる。

間違えやすい植物

たまねぎの球根

予防

球根に触れるときはゴム手袋を着ける。
たまねぎの球根と間違いやすいため、小児・高齢者は注意。
また、犬や猫を飼っているご家庭もペットが誤食しないように注意する必要がある。

ペットを飼っている方へ

①犬が誤食した場合の症状
嘔吐、下痢、心臓マヒなど

②猫が誤食した場合の症状
腎臓の機能不全からの尿毒症に至る。
また、瞳孔の拡大、めまい、下痢、嘔吐、血便、呼吸困難、粘膜の乾燥など

 

執筆教員紹介

職位:教授
氏名:森 博美
専門分野:臨床薬学分野(調剤学、病院薬学、薬局薬学)
担当科目:薬学概論 実務実習 医薬品副作用学など

 

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